常設スワップファイル(読み)じょうせつすわっぷふぁいる

ASCII.jpデジタル用語辞典 「常設スワップファイル」の解説

常設スワップファイル

仮想メモリー機構を実現するために必要なスワップファイルをあらかじめディスクの物理的に連続した固定領域に確保することで、高速なスワップを実現するためのWindows 3.1機能。 常設スワップファイルを設定しなくても、スワップファイルを通常のファイルとして一時的に使用することもできるが、ディスクのフラグメントが多いと、アクセスが遅くなってしまう。この点常設スワップファイルでは、物理的に連続した領域を使用するので、フラグメントの影響を受けない。 Windows Ver.3.1では、Windowsカーネルがプロテクトモードから直接スワップファイルをアクセスできるようにした32ビットディスクアクセスがサポートされるようになった。この32ビットディスクアクセスを利用するには、常設スワップファイルを必ず設定する必要がある。

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