常\恒の産(読み)つねのさん

精選版 日本国語大辞典 「常\恒の産」の意味・読み・例文・類語

つね【常・恒】 の 産(さん)

(「恒産(こうさん)」の訓読み)
一定職業または資産。安定した職または財産
徒然草(1331頃)一四二「人、恒の産なき時は、恒の心なし」
② 転じて、当然のこと。あたりまえのこと。
談義本・教訓雑長持(1752)三「其座を離て、其人さへ居ねば謗るが、恒(ツネ)の産(サン)となりぬ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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