幣・幣帛(読み)みてぐら

精選版 日本国語大辞典 「幣・幣帛」の意味・読み・例文・類語

み‐てぐら【幣・幣帛】

〘名〙 (「御手座(みてぐら)」の意という) 神に奉納する物の総称布帛・紙・玉・兵器貨幣・器物・獣類など。また、後には、御幣幣束幣帛(へいはく)。ぬさ。
霊異記(810‐824)上「天皇見て恐り、偉(たたは)しく幣帛(ミテクラ)を進り。〈興福寺本訓釈 幣帛 上音弊反 下音百反 二合彌天久良〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android