干減・乾減(読み)ほしべり

精選版 日本国語大辞典 「干減・乾減」の意味・読み・例文・類語

ほし‐べり【干減・乾減】

〘名〙
湿気のあるものを干したために、分量重量が減ること。
※俳諧・崑山集(1651)一「餠雪はほしべりのする春日哉〈友我〉」
② 数が減少していくこと。また、次第に衰えていくこと。
浮世草子・猿源氏色芝居(1718)三「ただ何事もしらぬふりして見にゆく人が、一日一日ほしべりのするまでの事なれば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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