平中興女(読み)たいらの なかきの むすめ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平中興女」の解説

平中興女 たいらの-なかきの-むすめ

?-? 平安時代中期の歌人
父中興は宮仕えをさせようとしたが,娘が僧の浄蔵恋仲になったため断念した。延長8年(930)父が没したのちは没落して地方にすんだという。元良(もとよし)親王らとの贈答歌が「後撰和歌集」「新勅撰和歌集」などにのっている。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android