平中野俣村(読み)ひらなかのまたむら

日本歴史地名大系 「平中野俣村」の解説

平中野俣村
ひらなかのまたむら

[現在地名]栃尾市平中野俣

南は葎谷むぐらだに村、北は梅野俣うめのまた村・塩中しおなか村、西は塩新町しおあらまち村、東は蒲原かんばら早水はやみず(現南蒲原郡下田村)。天和元年(一六八一)の栃尾組高人別納物帳(稲田理八氏蔵)に「此村せまき谷合也」と記すように、塩谷しおたに川支流の平中野俣川の形成する狭い谷を生活の場とする。現在は主要道からはずれ、行止りの集落のようになっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android