平戸瀬戸(読み)ひらどせと

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「平戸瀬戸」の意味・わかりやすい解説

平戸瀬戸
ひらどせと

長崎県北西部,平戸島と九州島との間の海峡。古くから西海地域と近畿を結ぶ重要な航路にあたり,沿岸には風待ち,潮待ちで栄えた港が多い。平戸島北東部の田助港はその好例。江戸時代後期にはこの瀬戸捕鯨が行われたこともあるが,現在ではトビウオ漁が有名。 1977年にこの瀬戸にかかる全長 665mの平戸大橋が完成した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android