平政連(読み)たいらのまさつら

朝日日本歴史人物事典 「平政連」の解説

平政連

生年生没年不詳
鎌倉末期の幕府官僚。徳治3(1308)年8月に得宗北条貞時に献言する目的内管領長崎宗綱に宛てて書かれた『平政連諫草』の筆者。平姓と伝えられ,三浦氏とする説もあるが,確証はない。<参考文献>佐藤進一『日本中世史論集』

(新田一郎)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平政連」の解説

平政連 たいらの-まさつら

?-? 鎌倉時代の幕府官僚。
徳治(とくじ)3年(1308)北条貞時に献言する目的で,内管領(うちかんれい)長崎宗綱あてに「平政連諫草(いさめぐさ)」をかいた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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