平等院鳳凰堂阿弥陀如来像(読み)びょうどういんほうおうどうあみだにょらいぞう

世界大百科事典(旧版)内の平等院鳳凰堂阿弥陀如来像の言及

【定朝】より

…平安中期,11世紀前半に活躍した仏師。日本彫刻史上屈指の名匠といわれる。仏師僧康尚(こうじよう)の子と考えられ,1020年(寛仁4)康尚とともに藤原道長発願の無量寿院(のちの法成寺阿弥陀堂)の9体の丈六阿弥陀像をつくったのをはじめ,宮廷や藤原一門などの造仏に多くたずさわった。22年(治安2)法成寺造仏の功によって,仏師としてはじめて僧綱位の法橋に叙され,48年(永承3)には興福寺造仏の賞として法眼に進んでいる。…

※「平等院鳳凰堂阿弥陀如来像」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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