平行射影(読み)へいこうしゃえい

世界大百科事典(旧版)内の平行射影の言及

【射影】より

…とくに,球とこの中心を通る平面αがあるとき,αに垂直な半径の端点Cから球面上の点をα上に射影することを立体射影という(図2)。平面上に平行でない2直線l,mがあるとき,この平面上の図形Fの点Pに対し,Pを通りmに平行な直線がlと交わる点をP′として,PにP′を対応させることをFmの向きにl上に平行射影するといい(図3),とくにmlと直交するとき,Fl上に正射影するという。空間に平行でない1直線mと1平面αが与えられたとき,空間内の図形Fの点Pに対し,Pを通りmに平行な直線がαと交わる点P′を対応させることをFmの向きにα上に平行射影するといい(図4),とくにmとαが直交するとき,Fをα上に正射影するという(図5)。…

※「平行射影」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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