平衡嚢(読み)ヘイコウノウ

デジタル大辞泉 「平衡嚢」の意味・読み・例文・類語

へいこう‐のう〔ヘイカウナウ〕【平衡×嚢】

平衡胞へいこうほう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「平衡嚢」の意味・読み・例文・類語

へいこう‐のう ヘイカウナウ【平衡嚢】

〘名〙 無脊椎動物の平衡器官一つ外胚葉陥入によってできた小胞。胞壁の内面感覚毛があり、その上面に一個または一塊平衡石がある。平衡石が特定の感覚毛を刺激することにより平衡感覚を生ずる。脊椎動物内耳の前庭器と同様の機能をもつと考えられている。平衡胞。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android