年の星(読み)トシノホシ

デジタル大辞泉 「年の星」の意味・読み・例文・類語

とし‐の‐ほし【年の星/歳の星】

陰陽道おんようどうで、各人が属するという星。生まれ年の干支えとによって異なる。ねんせい。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「年の星」の意味・読み・例文・類語

とし【年】 の 星(ほし)

本命星のこと。陰陽家の説で、各人の一生を支配するという星。北斗七星のいずれかがその星とされ、通例、子年の人は貪狼(たんろう)星、丑・亥の人は巨門星、寅・戌の人は祿存星、卯・酉の人は文曲星、辰・申の人は廉貞星、巳・未の人は武曲星、午の人は破軍星とする。その年にあたれば、おのおの祭を行なう。
※後撰(951‐953頃)慶賀・一三七六・詞書「年星おこなふとて、女檀越のもとよりずずをかりて侍りければ」

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