幸い(読み)サイワイ

デジタル大辞泉 「幸い」の意味・読み・例文・類語

さい‐わい〔‐はひ〕【幸い】

《「さきわ(幸)い」の音変化》
[名・形動]
その人にとって望ましく、ありがたいこと。また、そのさま。しあわせ。幸福。「不幸中の幸い」「君たちの未来幸いあれと祈る」「御笑納いただければ幸いです」
運のいいさま。また、都合のいいさま。「幸いなことに明日は休みだ」
(「さいわいに」の形で)そうしていただければしあわせだと人に頼む気持ちを表す。どうぞ。なにとぞ。
読者―に恕せよ」〈蘆花自然と人生
[副]運よく。都合よく。幸せにも。「幸い命だけは助かった」「幸いと事はうまく運んだ」
[類語](1幸福幸せ果報冥利みょうり多幸多祥たしょう万福ばんぷく至福浄福清福福福大福ハッピー/(2幸運ラッキー僥倖付き幸せ果報開運盛運強運悪運儲け物拾い物恵まれるあやかるついてる物怪もっけの幸い不幸中の幸い怪我けがの功名

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android