幸在町(読み)こうざいちよう

日本歴史地名大系 「幸在町」の解説

幸在町
こうざいちよう

上京区上立売通堀川大宮東入二丁目

町の中央を上立売かみたちうり通が通る。寛永一四年(一六三七)洛中絵図に「東阿弥陀寺丁」とみえるが、承応二年(一六五三)新改洛陽並洛外之図では西隣の阿弥陀寺あみだじ町にわたって「高西町」とあり、元禄九年(一六九六)京大絵図には、この地のみを「たかにし丁」と記す。宝暦一二年(一七六二)刊「京町鑑」には「本阿弥陀寺町 此町今は、幸在町と云」とある。阿弥陀寺町にかけて阿弥陀寺があった(坊目誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android