幾筋(読み)いくすじ

精選版 日本国語大辞典 「幾筋」の意味・読み・例文・類語

いく‐すじ ‥すぢ【幾筋】

〘名〙
① 細い糸状のものが何本かあること。また、多くの糸状のもの。
※コリャード日本文典(1632)「コガネノ クサリヲ icusũgimo(イクスヂモ)ツケタ ドウグデ ゴザル」
② 川道など細長く見えるものが何本かあること。
※尋常小学読本(明治三六年)(1903)六「大坂市の中には、大きな堀が、いくすぢも通ってをる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android