庁屋（読み）ちょうや

精選版 日本国語大辞典

ちょう‐や チャウ‥【庁屋】

〘名〙 院庁・検非違使庁そのほか諸官庁や寺院の建物。

※山槐記‐治承三年（1179）正月三日「去年十二月二十九日渡_二此亭_一〈三条堀川〉立_二庁屋_一、依_レ無_二残日_一、無_二庁始_一、今日所_レ始也」

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【庁屋】ちようおく

庁舎。

字通「庁」の項目を見る。

出典　平凡社「普及版 字通」

世界大百科事典（旧版）内の庁屋の言及

【寄合】より

…会所はしばしば村の鎮守の境内にあり，神前でものごとを決める伝統をうかがわせる。寄合と神仏の関係を示す会場としては東海地方の神社境内の庁屋（ちようや）や関東地方の寮（りよう）(仏堂)がある。また寺の本堂が使用されることも少なくなかった。…

※「庁屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」