広域噴火(読み)こういきふんか(英語表記)areal eruption

岩石学辞典 「広域噴火」の解説

広域噴火

地殻沈降を伴う噴火,あるいは多数噴火口による爆発と噴火で特徴づけられる噴火[Wolff : 1914].デイリイがイェローストーンで記載している[Daly : 1914].中心噴火割れ目噴火などに対する語で,バソリスを形成するような巨大なマグマ溜まり屋根に当たる部分が抜けて起こるであろう面積的な噴火をいう.屋根やぶり(deroofing)ともいう.目撃された例はない[片山ほか : 1970].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android