広目寺(読み)こうもくじ

日本歴史地名大系 「広目寺」の解説

広目寺
こうもくじ

[現在地名]常滑市広目

広目ひろめの東にあり、一乗山と号し、曹洞宗本尊は安毘沙門天。江戸初期には瑞宝ずいほう寺と称し、大谷おおたに村にあった(寛文覚書)。元文五年(一七四〇)現在地に移転し、瑞雲ずいうん寺と改称(徇行記)したが、大正一一年(一九二二)かつてこの地にあって繁栄した広目寺の名を復活。「雑志」は「里民伝云、当寺古ヘ天台宗ニテ、大伽藍也。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android