広義国防国家

山川 日本史小辞典 改訂新版 「広義国防国家」の解説

広義国防国家
こうぎこくぼうこっか

総力戦準備には軍備増強だけでなく,国民体位の向上資本主義修正などをも考慮すべきだとする日中戦争期の陸軍統制派の考え方。1934年(昭和9)10月の「国防本義と其強化の提唱」(陸軍パンフレット)に示された。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android