序口(読み)じょのくち

精選版 日本国語大辞典 「序口」の意味・読み・例文・類語

じょ‐の‐くち【序口】

〘名〙
物事のはじまり。くちあけ。発端
※今年竹(1919‐27)〈里見弴〉二夫婦「冗談いふなよ。まだほんの序の口ぢゃァないか」
相撲力士階級の一つ。番付面にのせられる力士の最下位で、序二段下位。また、その力士。「前相撲」「本中」「新序」の番付外とちがい、序ノ口になると持給金がつく。上の口。〔東京風俗志(1899‐1902)〕

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