底を突く(読み)ソコヲツク

デジタル大辞泉 「底を突く」の意味・読み・例文・類語

そこ・く

蓄えてあったものがなくなる。「運転資金が―・く」
相場が下がり、底値になる。
[類語](1品切れ品枯れ品薄品不足払底

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「底を突く」の意味・読み・例文・類語

そこ【底】 を 突(つ)

① 相場が最低値に達する。底を入れる。底を叩く。〔取引所用語字彙(1917)〕
② 一番のどんづまりまでいく。
※アド・バルーン(1946)〈織田作之助〉「ちゃうど満洲事変が起った年で、世の中の不景気は底をついて」
③ 貯蔵しておいたものがなくなる。
他人の顔(1964)〈安部公房〉黒いノート「現金が底をついてしまったせいでもあろうか」

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