底地ビーチ(読み)すくじびーち

日本歴史地名大系 「底地ビーチ」の解説

底地ビーチ
すくじびーち

崎枝さきえだ湾の北東海岸、川平石かびらいし崎とアザナ崎の間にある。長さ一キロ余の砂浜が南北方向に弧を描きながら延びており、八重山島由来記には「底瀬浜」とみえる。沖合にはサンゴ礁が発達。遠浅の海岸で波も穏やか。海浜の環境に大きな影響を及ぼすような河川の流入はみられず、周辺の開発も進んでいないため汚染されていない。アザナ崎は琉球石灰岩の崖地で北側にはヤドゥピキャ(引戸の家)とよばれる自然洞窟がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android