底地買い(読み)そこちがい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「底地買い」の意味・わかりやすい解説

底地買い
そこちがい

都市部を中心とする地価高騰から不動産業者や各種ブローカーが地価の急騰を見越して人の居住している住宅地を買いあさること。 1980年代後半,東京都心のオフィスビル需要の急増に伴い,都心地価上昇率は 50%を超え,場所によっては,坪1億円を超える取引も発生した。これが都心の住宅地にも波及し,地上げ屋横行土地転がしなど投機的土地取引の横行につながる結果となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android