度度・時時・寄寄(読み)よりより

精選版 日本国語大辞典 「度度・時時・寄寄」の意味・読み・例文・類語

より‐より【度度・時時・寄寄】

〘副〙 (「より(度)」を重ねたもの) 時々。おりおり。単独で、または「に」を伴って用いる。
古今(905‐914)仮名序「この人々をおきて又すぐれたる人も、くれ竹の世々に聞こえ、片糸のよりよりに絶えずぞありける」
浮世草子日本永代蔵(1688)五「此外所々買かかり、纔(わづか)三十貫目ばかりなれば、是は九三郎寄々(ヨリヨリ)に済べし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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