座持(読み)ざもち

精選版 日本国語大辞典 「座持」の意味・読み・例文・類語

ざ‐もち【座持】

〘名〙 その座の取り持ちをすること。一座の興が程よく盛り上がるよう気を配ること。また、その仕方や、仕方の巧みな人。
※俳諧・富士石(1679)三「座持哉世上を広うけふの月〈興也〉」
浄瑠璃・前太平記古跡鑑(1774)二「座持(ザモチ)が宜(よい)故、夫(それ)で連れにしたがると思ふて居たが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android