座敷乞食(読み)ざしきこじき

精選版 日本国語大辞典 「座敷乞食」の意味・読み・例文・類語

ざしき‐こじき【座敷乞食】

〘名〙
供応を受けての帰り、残り物はなんでもみな持ち帰るようないやしい人をいう。昔、連歌師をいやしめていった語。後には、俳諧師にもいう。〔随筆・嬉遊笑覧(1830)〕
紳士をよそおって金持の家をおとずれ、もっともらしい理由をつけて金品を強要する者。〔現代語辞典(1923)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android