庭場(読み)にわば

精選版 日本国語大辞典 「庭場」の意味・読み・例文・類語

にわ‐ばには‥【庭場】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 農家作業、または収穫物の整理などをする屋内土間
    1. [初出の実例]「庭場の雨戸は未だ開いたなりに月が軒口迄さし込んでゐる」(出典:野菊の墓(1906)〈伊藤左千夫〉)
  3. 露店営業をする場所全体。露天商仲間の語。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android