庭桜(読み)ニワザクラ

デジタル大辞泉 「庭桜」の意味・読み・例文・類語

にわ‐ざくら〔には‐〕【庭桜】

ニワウメ変種。葉が細長く、上面しわがある。花は白色八重咲き

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精選版 日本国語大辞典 「庭桜」の意味・読み・例文・類語

にわ‐ざくらには‥【庭桜】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 歌語。山に咲く桜に対して、人家の庭に咲く桜。
    1. [初出の実例]「朝ごとにわがはく宿のにはさくら花ちるほどは手もふれでみむ」(出典:近江御息所周子歌合(930頃))
  3. バラ科の落葉小低木。中国原産で観賞用に植えられる。ニワウメに似るが、葉はやや狭く上面にしわがあり、花は重弁で淡紅色または白色。漢名、多葉郁李。〔十巻本和名抄(934頃)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「庭桜」の解説

庭桜 (ニワザクラ)

学名Prunus glandulosa
植物。バラ科の園芸植物

庭桜 (ニワザクラ)

植物。バラ科の落葉高木,薬用植物ウワミズザクラ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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