廃忘・敗亡(読み)はいもう

精選版 日本国語大辞典 「廃忘・敗亡」の意味・読み・例文・類語

はい‐もう ‥マウ【廃忘・敗亡】

〘名〙
① 忘れ去ること。捨てて忘れること。はいぼう。
※本朝文粋(1060頃)二・封事三箇条〈菅原文時〉「所司不修造、公家空以廃忘」
源平盛衰記(14C前)四「折節廃亡(ハイマウ)して演(の)べ得ざりければ」
② うろたえること。狼狽すること。当惑すること。はいもん。
※風曲集(1423頃)「又はいかなる広座にてもはいまうなくおくする心なくて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android