延野々村(読み)のびののむら

日本歴史地名大系 「延野々村」の解説

延野々村
のびののむら

[現在地名]松野町延野々

吉野よしの川左岸の村。東は吉野村、西は次郎丸じろうまる村に接する。

慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)宇和郡の項に「延野ノ村 茅山川有」と村名がみえる。宝永三年(一七〇六)の「大成郡録」には本村古井谷こいだにがあったとしている。宇和島藩領。

太閤検地石高は六六五石二升で、耕地面積の比率は田六七パーセント、畑三三パーセント。寛文検地(寛文一〇―一二年)では石高が二パーセント減少し、田六五パーセント、畑三五パーセントとなっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android