建部樸斎(読み)たけべ ぼくさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「建部樸斎」の解説

建部樸斎 たけべ-ぼくさい

1769-1838 江戸時代中期-後期武士
明和6年生まれ。因幡(いなば)鳥取新田藩(西館(にしだて))藩士。5代藩主池田定常につかえ,勘定目付,吟味役などをつとめる。詩をよくし,書を中村元儀にまなぶ。また画にもすぐれ,「赤山水」とよばれる画風をつくりだした。天保(てんぽう)9年4月3日死去。70歳。本姓は橋本。名は憲,嘉。別号に黙斎,黙庵など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android