廿山村(読み)つづやまむら

日本歴史地名大系 「廿山村」の解説

廿山村
つづやまむら

[現在地名]富田林市廿山・高辺台たかべだい一―三丁目・久野喜台くのきだい一―二丁目・寺池台てらいけだい一―五丁目・五軒家ごけんや一―二丁目・向陽台こうようだい一―五丁目・藤沢台ふじさわだい一―七丁目・青葉丘あおばおか新青葉丘しんあおばおか町、南河内郡狭山さやま金剛こんごう一―二丁目

錦部にしごり郡に属し、甲田こうだ村の西にある。北は丹南郡菅生すごう(現南河内郡美原町)。丘陵地に位置する。廿山は二十山・津々山とも記す。廿山共同墓地にある永正一七年(一五二〇)の銘をもつ宝篋印塔に「錦部郡廿山村」とみえる。

文禄三年(一五九四)には当村のうち三八石三斗五升が北条氏規領(北条家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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