弁内侍日記・辨内侍日記(読み)べんのないしにっき

精選版 日本国語大辞典 「弁内侍日記・辨内侍日記」の意味・読み・例文・類語

べんのないしにっき【弁内侍日記・辨内侍日記】

鎌倉中期の日記。二巻。弁内侍作。弘安元年(一二七八)以前の成立か。寛元四~建長四年(一二四六‐五二)間の宮中行事生活などを和歌を交えて書く。簡明で明るく若々しい心情にあふれている。「後深草院弁内侍集」「弁内侍寛元記」ともいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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