デジタル大辞泉 「弁別閾」の意味・読み・例文・類語 べんべつ‐いき〔‐ヰキ〕【弁別×閾】 心理学で、同種の刺激を変化させたとき、その相違を感知できる最小の刺激差。最小可知差異。丁度可知差異。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「弁別閾」の意味・読み・例文・類語 べんべつ‐いき‥ヰキ【弁別閾】 〘 名詞 〙 一定の刺激の強度を増大または減少して、感覚的な違いがわかる境界。刺激と反応の関連を明らかにする心理学の実験で測定される。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「弁別閾」の意味・わかりやすい解説 弁別閾べんべついきdifference threshold; difference limen(D.L.) 心理学用語。標準となる刺激のある属性を変えたとき,変化したことがわかる最小の変化量のことで,丁度可知差異ともいう。操作的には,通常変化に気づく反応と気づかない反応とが半々に生じる変化量をとって決定される。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の弁別閾の言及 【閾】より …ある一定の性質をもつ刺激を使って閾を測定し,反応の起りやすさの指標とする。二つの刺激を比較してその強さの違いを区別するのに最小必要限の強さの違いは弁別閾と呼ばれる。われわれの感覚では,大きな刺激どうしを比べるときは小さな刺激どうしを比べるときよりも弁別閾は高くなる。… ※「弁別閾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by