弁舌(読み)ベンゼツ

デジタル大辞泉 「弁舌」の意味・読み・例文・類語

べん‐ぜつ【弁舌/×辯舌】

ものを言うこと。また、ものの言い方。話しぶり。「―をふるう」
[類語]物言い言い回し口先舌先口舌こうぜつ舌先三寸話半分

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「弁舌」の意味・読み・例文・類語

べん‐ぜつ【弁舌・辯舌】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ものを言うこと。ものの言いかた。特に、すらすらと上手に言うさま。
    1. [初出の実例]「富那之弁舌」(出典:宝物集(1179頃))
    2. 「べんぜつの明らかなる人」(出典:幸若・烏帽子折(室町末‐近世初))
    3. [その他の文献]〔徐賁‐次韻王止仲見寄詩〕

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