弁開凧次郎(読み)べんかい たこじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「弁開凧次郎」の解説

弁開凧次郎 べんかい-たこじろう

1847-1924 明治-大正時代家畜商
弘化(こうか)4年6月生まれ。蝦夷(えぞ)地渡島(おしま)地方落部(おとしべ)コタン(北海道八雲町)の人。明治33年皇太子(大正天皇)に子グマ2頭をおくり,そのときの正装姿が小学校教科書にアイヌ風俗としてのる。また35年陸軍の八甲田山遭難事件捜索に協力した。大正13年10月23日死去。78歳。アイヌ名はエカシバ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android