弄焼（読み）いじりやき

精選版日本国語大辞典「弄焼」の意味・読み・例文・類語

〘名〙餠などを焼くのに、気ぜわしくひっくり返しながら焼くこと。

※俳諧・鶉衣（1727‐79）前「春雨つれづれと降り出づる頃は、かき餠のいぢり焼にぞ、かの右馬頭が夜咄もしみつべけれ」

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