弓削御浄広方(読み)ゆげのみきよの ひろかた

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「弓削御浄広方」の解説

弓削御浄広方 ゆげのみきよの-ひろかた

?-? 奈良時代官吏
弓削浄人(きよひと)の子。道鏡の甥(おい)。右兵衛佐(うひょうえのすけ)などをつとめ,神護景雲(じんごけいうん)3年(769)称徳天皇の由義宮(ゆげのみや)行幸にしたがう。4年道鏡失脚により父,兄弟の広田・広津とともに土佐(高知県)へ流される。天応元年ゆるされ,出身地の河内(かわち)(大阪府)若江郡にもどされた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android