弓取り(読み)ユミトリ

デジタル大辞泉 「弓取り」の意味・読み・例文・類語

ゆみ‐とり【弓取り】

弓を持つこと。また、その人。
相撲で、弓取り式のこと。また、それを行う力士
弓術にすぐれた者。
「生まれ付きたる―にて…矢づかをひくこと十五束」〈保元・上〉
弓矢を持つことを務めとすること。また、その人。武士
「―五十万騎」〈義経記・一〉
一国を領有するほどの武家
「―のならひ、いくさにまけて落つるは常のことぞかし」〈平治・中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android