引っ掛る(読み)ヒッカカル

デジタル大辞泉 「引っ掛る」の意味・読み・例文・類語

ひっ‐かか・る【引っ掛(か)る/引っ懸(か)る】

[動ラ五(四)]
物にかかってそこに止まる。「風船が木の枝に―・る」
途中で立ち寄る。また、手間どる。「飲み屋に―・る」
やっかいなことにかかわりあう。関係が生じる。「選挙違反に―・る」「悪い男に―・る」
計略にはまる。だまされる。「敵のわなに―・る」「甘い言葉に―・る」
こだわりが残る。すっきりしない感じがする。「言い方に何か―・るものがある」
監視規制などによってとがめられる。また、そのために止められる。「書類の不備で―・る」「一斉検問に―・る」
水などがふりかかる。「車のしぶきが―・る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android