引子・挽子(読み)ひきこ

精選版 日本国語大辞典 「引子・挽子」の意味・読み・例文・類語

ひき‐こ【引子・挽子】

〘名〙
客引きをする者。客引き。
咄本・新選臍の宿替(1812)一「引子(ヒキコ)ども、田舎の客とおもひ、むりに引こみ」
車屋が雇って抱えておく車引き
東京絵入新聞‐明治九年(1876)四月八日「今では車の三四輌も持ち曳(ヒキ)子を置て稼(かせが)せれば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android