…文のなかの部分と部分との切れめを示す符号として,コンマcomma(,),セミコロンsemicolon(;),コロンcolon(:)があり,この順序に切れめが長くなる(該当する息の切れめが時間的に長くなる)。このほか,話線の性質が変わるときに用いる符号として,引用符quotation marks(“ ”など),かっこparentheses(( )),角かっこbrackets([ ]),ダッシュdash(―),ハイフンhyphen(‐),アポストロフィapostrophe(’)などがあり,これらは日本語でも横書きのときに用いられるようになりつつある。なお,文のなかのある部分を強調するために用いるイタリックitalics,頭(かしら)文字法capitalizationなど,なにかつけ加えるのではなく,字面に手を加える場合もいれれば4種類になる。…
※「引用符」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...