引き登る(読み)ひきのぼる

精選版 日本国語大辞典 「引き登る」の意味・読み・例文・類語

ひき‐のぼ・る【引登】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙
  2. 引いてのぼる。引いてさかのぼる。
    1. [初出の実例]「おしてる 難波の崎に 引登(ひきのぼる) あけのそほ舟」(出典万葉集(8C後)一三・三三〇〇)
  3. 引いて都へのぼる。
    1. [初出の実例]「しうのため引のほれどもきにあはで使の首をきりはらの駒」(出典:狂歌・雄長老狂歌集(1589))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android