弛張熱(読み)チチョウネツ

関連語 稽留 名詞

精選版 日本国語大辞典 「弛張熱」の意味・読み・例文・類語

ちちょう‐ねつチチャウ‥【弛張熱】

  1. 〘 名詞 〙 体温の一日における最高最低の差が一度以上の熱。敗血症などに見られる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「弛張熱」の意味・わかりやすい解説

弛張熱
ちちょうねつ
remittent fever

1日の体温の動揺が1℃以上を示す熱型。高熱が持続して,動揺が1℃以下の稽留熱 (けいりゅうねつ) と対応する。弛張熱は腎盂腎炎,敗血症,膠原病などにみられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む