張 之洞(読み)ちょうしどう

旺文社世界史事典 三訂版 「張 之洞」の解説

張 之洞
ちょうしどう

1837〜1909
清末期の政治家
河北の人。両広総督・湖広総督など地方大官を歴任宋学にもとづく民族主義者で,対外強硬論を主唱する反面京漢鉄道・漢陽製鉄厰・大冶鉄山や兵器厰・紡績工場などの官営近代工業をおこした。洋務から変法への発展を提唱し,清朝最後の補佐役をつとめた。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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