張 陵(読み)ちょうりょう

旺文社世界史事典 三訂版 「張 陵」の解説

張 陵
ちょうりょう

生没年不詳
後漢 (ごかん) 末期五斗米道 (ごとべいどう) (道教源流)の開祖
祈禱 (きとう) ・呪術 (じゆじゆつ) で病をなおして農民の間に信者を獲得し,謝礼として米5斗(日本の約5升〈7.5㎏〉)を出させたのでこの名がある。また張を天師と尊称したので,天師道ともいわれた。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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