張筵(読み)はりむしろ

精選版 日本国語大辞典 「張筵」の意味・読み・例文・類語

はり‐むしろ【張筵】

〘名〙
① 雨や雪の際、牛車にそそぐ雨や雪を防ぐために、車の箱をおおう筵。
※枕(10C終)一二二「雨降らぬ日、はりむしろしたる車」
臨時の障屏具。内外を遮断したり日除けにするために張り設けた筵の壁代(かべしろ)
西宮記(969頃)四「三府佐着床子張筵

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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