強半(読み)きょうはん

精選版 日本国語大辞典 「強半」の意味・読み・例文・類語

きょう‐はん キャウ‥【強半】

〘名〙 なかば過ぎ。半分以上。おおかた。過半(かはん)
※応永本論語抄(1420)郷党第十「主人は謙じて賓よりも少くつるる程に、強半の数を用る」
妻木(1904‐06)〈松瀬青々〉夏「強半は崩れ牡丹となりにけり」 〔蘇軾‐山邨詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「強半」の読み・字形・画数・意味

【強半】きよう(きやう)はん

過半。唐・白居易冬夜、酒に対し皇甫十に寄す〕詩 十長夜しむ 百年、強の時 新たに一酒を開く (なん)ぞ相ひ思はざるを得ん

字通「強」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android