強直性痙攣(読み)きょうちょくせいけいれん

世界大百科事典(旧版)内の強直性痙攣の言及

【痙攣】より

…不随意かつ急激な筋肉の収縮をいう。筋肉の異常な収縮が長く続き筋肉がこわばった状態になるものを強直性tonic痙攣,筋肉の収縮と弛緩が交互に反復する状態を間代性clonic痙攣とよぶ。痙攣という名称は,非常に広い範囲の内容を意味しており,いくつかに分けられる。 (1)コンバルジョンconvulsion 癲癇(てんかん)の大発作に代表される全身性の激しい痙攣をさす。(2)クランプcramp 有痛性の痙攣で,正常でも〈こむらがえり〉として経験される。…

【ひきつけ】より

…人により使い方も異なるが,一般に痙攣(けいれん)発作とほぼ同意義に用いられている。全身性強直性痙攣の意味合いが強く,また小児に用いられることが多い。
[痙攣発作]
 痙攣発作は筋肉の急激な不随意的収縮で,一瞬の収縮(攣縮)を反復する間代性痙攣,数秒~数分間持続する強直性痙攣などがある。…

※「強直性痙攣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む