強肴(読み)しいざかな

精選版 日本国語大辞典 「強肴」の意味・読み・例文・類語

しい‐ざかな しひ‥【強肴】

〘名〙 茶懐石の時、正式に勧める三献(さんこん)の酒の後で、さらに客に勧める場合に、亭主が持ち出す肴。〔茶湯一会集(1845頃)〕

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「強肴」の意味・わかりやすい解説

強肴
しいざかな

懐石料理で酒を勧めるために本来献立に加えて出す肴。進め肴、預鉢(あずけばち)ともいう。炊き合せ物、酢の物、ひたし物など1~2品を加えることが多い。

[編集部]

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